映画『ナラタージュ』を見た教師の本音。
先日、彼女と映画『ナラタージュ』を見てきました。
嵐の松本潤さん、有村架純さん、坂口健太郎さんなど、豪華なキャストで話題にもなっていましたね(^-^)
彼女がずっと見たい見たいと言っていたので、公開日に見てきました!!
楽しみたかったので、原作も前もって読んでおきました。
原作を読んだ感想は、「なんなんだこの教師」です。
葉山先生、教師の自覚は?
葉山先生は、優しいです。生徒のことを気にかけているのもわかります。
でも、自分の中の苦しさ、悲しさを年端もいかぬ生徒に見せてしまうのがどうも納得いきませんでした。
「過去に、妻が…」って話してましたけど、あの話だって、何でも受け止めてくれそうな生徒への甘えだし。
生徒の好意がグングン上がるようなことしてどうするんですか。
それは惚れさせるときの手口でしょうに。
映画は?
映画を見終わり、彼女と顔を見合わせて一言。
「…疲れたね」
光や音の使い方は、とっても魅力的なんです。
視覚的、聴覚的に引き込まれます。
ただ、ほとんどのシーンに登場人物の心情を暗示させるような背景などがあるので、見ていて疲れるんです。
「読み取って!読み取って!」って言われてる感じ。
特にベッドシーンなんか、全部のシーンにそれぞれ別の意味があって。
有村架純ちゃんの表情も、坂口健太郎君も、松潤も、鬼気迫ってて。
そりゃ、大事ですよ。
俳優の力がなきゃできないことですよ。
でも、続けて見せられてごらんなさい。
疲れました。
カップルで見に行くことは正解なのか?
映画を見終わったあとは、坂口健太郎君の演技について2人で絶賛しました。
「あの嫉妬する感じ上手だったねー!」
「あれは新境地だね」
「でも小野くん(坂口健太郎の役)はあそこまでする必要ないよね」
「でもあれはちょっと小野くんもかわいそうだったよな」
…おや。
意見が真っ二つに割れました。
話し合うと、変にこじれそうだったので、やめました。笑
男性と女性で意見が分かれるんですね!!!
結論
- 葉山先生はかっこいい。だからこそ、生徒の好意を防ぐ術を事前に磨いておきなさい。
- いいシーン、グッとくるシーンはある、とてもある。ので疲れる。
- カップルで行くと意見が分かれる可能性あり。